北九州市議会 2015-03-11 03月11日-06号
シリアにおいて、湯川遥菜さんに続きジャーナリストの後藤健二さんが過激武装組織イスラム国によって殺害されたとする映像が明らかになりました。いかなる口実をもってしても許されない残虐非道な蛮行であり、無法なテロ行為に怒りを込めて断固として糾弾するものです。
シリアにおいて、湯川遥菜さんに続きジャーナリストの後藤健二さんが過激武装組織イスラム国によって殺害されたとする映像が明らかになりました。いかなる口実をもってしても許されない残虐非道な蛮行であり、無法なテロ行為に怒りを込めて断固として糾弾するものです。
2月1日、日本人ジャーナリスト後藤健二さんがISILによって殺害された映像が公開されました。何の罪もない民間人を殺害する卑劣なテロ行為に対し激しい憤りを抱くとともに、世界の中では極めて治安がよいと言われる日本を離れて国外に滞在する方の安全確保の重要性を改めて感じたところです。 現在、本市では海外への技術協力等を目的に中国の大連市、上海市、韓国・仁川市、カンボジアに6名の職員が長期滞在をしています。
そして、日本人として最も衝撃的な事件は、パリでの襲撃事件の2週間後、イスラム国は湯川遥菜さんと後藤健二さんの2人を人質にとり、日本政府に対して2億ドルの身の代金を要求する映像をインターネットで公開しました。かつてない、日本がイスラム国から名指しで脅迫され、そして、殺害されるという大問題に発展いたしました。最悪な結果を迎えることになってしまった湯川さんと後藤さんの御冥福を祈ります。
本年初頭に発生した、いわゆるイスラム国と称するテロ集団に殺害された後藤健二さん、湯川遥菜さん、湯川さんは、千葉市在住であったと聞いております。そして、御家族に対し、衷心より哀悼の意を表し、御冥福をお祈り申し上げます。
冒頭に、イスラム国を名乗る過激武装組織によって殺害された湯川遥菜さん、後藤健二さんと御家族、関係者の方々に哀悼の意を表します。最悪で卑劣なテロ行為を断固として糾弾し、テロと戦う国際社会と結束を強め、国連安保理決議二一七〇で確認されたように、外国人戦闘員と資金の流入を断ち、武装組織を解体に追い込むことを訴えます。 武力や戦争でテロ根絶を果たせないことは、国際社会の共通認識です。